社会保険労務士試験お疲れ様でした!

8月28日に全国で第54回(令和4年度)社会保険労務士試験が行われました。8月の末のまだ多少の暑さも残る中で、試験に臨んだ受験生の皆さんには、まず「お疲れ様でした」と言葉を送りたいと思います。

自己採点の結果から既に合格を確信している方や、次回へ繋げようと考えている方など様々と思いますが、資格試験は合格して終わりというものではなく、合格後にどう活かすかが重要です。

社会保険労務士の場合であれば「開業登録」「勤務登録」「その他登録」の3つが、合格後の選択肢として挙げられます。もちろん社会保険労務士として、登録を行わないことも自由ですが、難関と呼ばれる資格に合格したにも関わらず、そのまま眠らせておくのはあまりにも勿体ありません。

自分の知識経験を活かして、独立開業をする選択肢を選ぶことや、社会保険労務士として企業に勤務する選択肢を選ぶことがほとんどでしょうが、その他登録を行って、連合会や県会の研修に参加し、知識に磨きを掛けてから開業するというのも選択肢の1つです。

知識というものは、使わなければどんどん錆び付いていきます。特に社会保険労務士の専門分野である労働社会保険諸法令は改正が多く、アップデートをしなければ、あっという間に古い知識となってしまいます。

いざ開業しようという時に、知識が古くなっていたのでは、社会保険労務士として仕事を行うことはできません。試験勉強の過程で得た多くの知識を、生きた知識として使うためにも社会保険労務士として登録を行うことをお勧めします。

私たちは、皆さんが労働社会保険諸法令や労務管理の専門家である社会保険労務士として、労働者と企業を繋ぐ活動を行うことを期待し、その活動を応援しております。